Dream Japan

Vol.22:


"Tokyo and the Future !"

"東京、そしてその未来!”

-The Olympic ,the Paralympic and the Ballgame 56!

(2013/09/27)

今年は56という数字がスポーツ界のキーワードとなったようだ!

ひとつは2013年9月8日にアルゼンチン、ブエノスアイレスで決まった56年振りの東京五輪開催だろう!

"Tokyo"というIOCロケ会長の言葉に日本国中が早朝にも関わらず、絶叫にも似た歓喜の声をあげることになった。

プレゼンテーションが勝敗をわけたとも言われたが、日本はロンドン、リオを射止めたプレゼンのスペシャリスト、イギリスのニック・バーレー氏を招集し、世界に熱意を伝えられなかった4年前の立候補時の敗戦のリベンジに備えた。

高円宮妃久子様の世界への御礼が落ち着きをもたらせ、佐藤さんの障がい者、被災者、そしてパラリンピアンを代表する感動的なスピーチ、滝クリの流行語大賞間違いなしのお・も・て・な・し、元ニートからメダリストになった太田選手の熱いトーク、元ミズノ会長、水野さんの笑顔と内容あるスピーチ、招致委員会理事長、竹田さんの穏やかな語り口、猪瀬知事の不慣れなオーバーアクションだが一生懸命さの伝わる土方のバイト時代から都知事になるまで彼を支えた亡き妻に捧げたであろう熱心なジェスチャー、1次政権とは偉い違いでドーピングはないよね?と願いたいほど”新薬”での復活から八面六臂の活躍をみせる安倍総理の安心感を与えた演説・・・どれもが一生懸命さが伝わって、素晴らしいものであり、熱意は大いに伝わった事だろう。

コストは億を下らないが、どれだけの金銭と多くの人々の労力を費やしただろうか?それに見合った将来の日本の発展につながる成果を得たいところだ。

東京都には、実に¥4、000億の準備金があると言われるが、片や大赤字の盟友、大阪をよそに、大金を使い、更なる”世界都市”としての成長のための準備の機会を手に入れた。

”地方分権”はその地方の特徴が出せるひとつの独立事業採算性の形として、自民、民主両政権でも推進されてきたが、一方、何兆円とも言われる被害のある福島のニュースを聞くと、心が痛む。

基本的に東京五輪の権利が得られたことは日本が国際競争力を取り戻す上では喜ばしいことだが、一方で、将来像の在り方を練る事は非常に重要だし、原発などの被害のあった地方の惨状を鑑みると、安倍総理が全世界にコミットした”Under Control”(コントロール下にある)を優先的に実現してほしいものだし、東京都民、日本国民も一緒になって実現しなくてはならないだろう。

開催決定祝勝会は一度ならよいが、後は自費にしてもらい、何度も開催して祝うお金があるなら、実に20年連続世界一、平均寿命83歳の日本で、東京都が世界に先駆けて公共施設、都内レストラン等をバリアフリーにする事での企業支援や都税減免などの7年後に向けた構想や、旧赤坂プリンスの東日本大震災難民の受け入れのような国民支援にもっとお金を”血税”が原資であることを忘れずに、有効に活用するべきだろう。企業であれば、株主に還付されるが、税収が多いのに、都民に還元しないで立派な都庁舎、新国立競技場などを建てることだけを誇りとすることはあってはならない。借金を残すのではなく、都民、国民の成長への高い意識や希望を損なわない社会、夢のある社会の礎を築く機会としてほしいものだ!

感動のスピーチの佐藤さんもこれからは講演にひっぱりだこだろうが、乙武さんがレストランで拒絶されたと物議をかもしたように、都内でもまだまだ、入れないレストランや公共施設は多いし、障がい者でなくとも、自身の親や自分自身が高齢者として介護を余儀なくされた際には、いかに東京でも不便さが残っているか、誰しも、身をもって痛感することだろう。

また、最も心配されるのが、”東京五輪後”のことである。人口が減り、高齢者が増える日本には、依然として、衰退のリスクが内在されており、”アベノミクス”や”五輪決定”で一次的な浮揚感はあるものの、北京やソウルでも、五輪後には経済が鈍化するような傾向はみられた。

"少子高齢化社会"といわれても、子育てに金がかかる時代で、金をかけないと、金をかける親の子息に大差をつけられ、人生に苦しむ子供は誰しも産みたくない。親も団塊の世代のために大量の税金を支払い、手取りが少なく、自分の身さえ苦しいのに、いわんや、子供にお金がかけられるであろうか?必然的に、選択肢は、”持たない”ことで苦しさから脱却することになってしまう。子育てに金がかかり、夢もない社会であれば、親の世代のように”持て”と言われても生き地獄に足を踏み入れるのをためらう若者の気持ちをどれだけ、親の世代がわかっていて、政策に反映しているのだろうか?また、病気で産めない親に産まないと税金をたくさんとるぞ、という十派ひとからげの徴税制度も酷な話だ。産みにくい体質の女性に産まないと税金をとる、というのが現在の徴税制度で、徴税されつつ、子供にお金をかけられる親はごく一部で、必死のおもいで育てた子も夢が少ない社内になってしまってはいないだろうか。だとすると、それらを改善するのも親の世代の役割、また、政府が何も大金を投じなくとも、引退した経験豊富な年金受給世代がNPO法人やボランティアなどを活用して、有償、無償で次の世代に教えて国際競争力を保つ日本を作っていくことも奨励されればよいのではないだろうか。

つまり、7年後だけでなく、その先の未来に通じるよりスマートな都市計画が求められているのである。

建設業、観光業、食品業などはしばらくは特需を授かるだろうが、東京、江戸、武蔵・・・といった歴史の変遷の中で例えば、今は面影薄き江戸城のようなシンボリックな歴史的建造物の復活もおもしろいだろうし、日本の野菜や和食、寿司などのおいしさが海外でも評価されるのだから、日本の良さを我々自身が再び知ってリバイバルし、"Sell Japan!"(セル・ジャパン、日本を売ろう!)を海外に向けて実践したいところだ。江戸城を物理的に”建設”しなくとも、現在は、”プロジェクション・マッピング”など、優れたIT技術、”バーチャルな建築”という選択肢もあるのだ!

最新鋭のスカイツリーもよいが、新東京駅のレトロな赤レンガは、何とも趣きがあるし、新歌舞伎座にも風情がある。

都内で外国人を案内しようとしても、侍もいなければ、芸妓もみないで、近代的なビルばかりが並ぶのにはがっかりされ、「侍はどこにいるのだ?」と聞かれ、京都や、鎌倉、日光の観光を勧めたことがあるのは、いささか残念だ。

パリにいってラ・ディファンスで勤務するビジネスマンのオフィス街を観光するのに近く、文化を感じるルーブル美術館や、近郊のヴェルサイユ宮殿に通ずるような”美しさ”がもう少しほしいものだ。

2024年にリニア中央新幹線が名古屋まで走り、その停車駅周辺は新たな都市計画が期待されているが、何でも品川からでなく、地下鉄の多い渋谷や、埼玉の玄関口である池袋にも円滑に連結するなど、東京から関東近郊の街のためにも旅の便利さを強化して欲しいところだ。

埼京線などもありはするが、山の手線でも、”高速山の手線”のようなものを走らせて、池袋、渋谷、品川、東京、上野の5駅+αを中心に走るなどという構想も、より東京を便利にするかも知れない。スカイライナーもあるが、ふだん使うことの多い埼京線や山手線の延長にあることで利便性も増すか、シミュレーションしてみるといいだろう。

あるいは、主要駅から遠い人には、駅のないところから主要駅を繋ぐ停車の少ない高速バス路線が、その代替を果たせば、利用する人の利便性も増すし、ヨーロッパのような環境配慮型の電動の乗り物や、トラムも面白いだろう。

既に大手自動車会社が無人で目的地まで走る電動自動車を実用化しようと日々、研究を重ねている時代だ。

美しさ、風情、バリアフリー、災害対策、利便性・・・さまざまな観点で、東京都や東京に携わる企業、国民たちが今度は五輪の審査の代わりに、来るべき7年後、そしてリニア時代の11年後に向けて採点し、アイディアを競い、実践するのも面白いだろう。

スマートな電話を皆が持ち、今度はスマートな時計式のIT端末や、おそらくメガネなどもが出る時代だ!

その中で動くコンテンツの面でも、"Cool Japan"(クール・ジャパン)として、世界をリードできるだろうか。

コンシューマ業界の現代におけるITの時代の寵児の称号は残念ながら、日本のSonyやPanasonicよりも、今は米国のAppleやGoogleにあるだろう。

ジブリなどに代表される日本のアニメというコンテンツは、単なる子供の読み物、見物から、芸術作品として海外で受け入れられた。古くは浮世絵も、実に145年前の1867年パリ万博で”ジャポニズム”としてブームを巻き起こした。

同じく受験では役にたたなかったかも知れない書道は”美文字”ブームなどで芸術としても見直されてきているが、その一方で、ロボットはその匠の技をほぼ同等に複製するようになりつつある。

             

くまもんや、いささかウザめのふなっしーなど、ゆるキャラブームも日本から活躍の場を海外に拡げている。

  

少子高齢化の時代では、ペットも重宝され、お犬様でもなく、もはや一番素直な、家族の一員だ!

          

そういった子供心、遊び心を持つものの在り方を留意すれば、インテリジェントで、アニメティックで、癒しを与える猫型のロボットなどのようであり、ハートを持ったコンテンツを内包した精密機械が生まれる日も近いかも知れない。

        

いわば、「ドラえもんeverywhere」 - ネット、スマホ、都市の至るところで、そういった遊び心のある存在を重視することが、心を豊かにしてくれると期待したい。

        

”無機質な未来”ではなく、大いに遊び、大いに学べる、”世界都市、東京”を構築し、冥土のみやげとして、後世に継承したいものである!

        


◆"State-of-the-Art Point":

  

後編につづく・・・

  

■もうひとつの56 スポーツ編

-Another Story of Tokyo & the Ballgame 56!

(2013/10/08)

  
        

もうひとつの56は、"東京"ヤクルト・スワローズのウラディミール・バレンティン選手が偉大なる王さん超えの56号本塁打を放ったことだ。

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1964年の王貞治選手、2001年のタフィー・ローズ選手、2002年のアレックス・カブレラ選手の記録を60本にまで更新した。また、阪神ファンには、1985年の日本一時のバース選手の54本も伝説であろう。

        

セ・リーグV2で40年振りの日本シリーズ連覇を狙う巨人の歴史の中でも最も、王さんに近づいたのは2002年の松井秀喜選手の50号本塁打だろう。2003年にはメジャーに行ったが、日本に残っていれば、もう少し早く記録は更新されていたかも知れない。

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バレンティン選手は、カリブ海のオランダ領キュラソー出身の29歳で、1984年7月2日生まれの外野手で、ニックネームはココ。

        

シアトル・マリナーズ時代はイチローとプレーしたこともあったが、2008年に7本塁打を打ったものの三振が多く、打率も.202とパッとせず、2004年にはオランダ代表としてもプレーしたが、2009年に契約解除され、シンシナティ・レッズに拾われ.264、3本塁打とナ・リーグ移籍後は打率も改善したが、ヤクルトのスカウトの目に止まり、2011年から東京ヤクルトでプレーすることとなった。獲得の決め手は強肩だったこと、だそうだ。

        

2011年加入後に山口の宇部市野球場での巨人戦でデビューし、1年目から早速31本で本塁打王に輝いたが、131三振で打率も.228だった。

        

2012年は2年連続の本塁打王に輝く31本を再び放ち、三振は92、打率も.272と向上した。今季成長の証は、打率.330と102四球に見られる。きわどい球に手を出していたものの、ボールをよく見られるようになったということだ。

        

本塁打はまさに、”倍返し”状態で、60本に達した訳だが、チームは新人小川とベテラン石川以外の先発館山と由規らエース候補が故障で出て来ず、バーネット、ロマン、八木、村中、赤川らはことごとく不調でチームは最下位に沈んだ。

        

韓国の李のアジア記録も抜いたというのにこんな大記録がチーム成績に結びつかなったのは残念だが、バレンティンの成長はあるものの、そもそも統一球の問題は避けては通れない。

       

上位のバレンティン、ブランコ、阿部、村田らは何れも昨年より本塁打数を伸ばしており、それぞれ、60、41、32、25と、昨年の31、24、27、12より大幅UPだった訳であり、合計は158対94で、4人合計で実に64本も本塁打数を増やしている。

      

■2012-13セリーグ本塁打数上位4傑  

        

            2013            2012

        

バレンティン       60             31

        

ブランコ          41             24

        

阿部            32             27

        

村田            25             12

        

計            158             94

        

パワーヒッター有利なボールとも言えるが、加藤コミッショナーも辞任し、野球におけるFairness(フェアさ)が問われる結果ともなり、そもそもWBC球、メジャー球との親和性という目的も現状、薄れてきている。

      

ここで、日米の本塁打記録を見てみよう。

         

■本塁打記録  * は現役

        

1  73本塁打:B・ボンズ     2001年:ジャイアンツ

        

2  70本塁打:M・マグワイア 1998年:カーディナルス

        

3  66本塁打:S・ソーサ     1998年:カブス

        

4   65本塁打:M・マグワイア 1999年:カーディナルス

        

5  64本塁打:S・ソーサ     2001年:カブス

        

6   63本塁打:S・ソーサ     1999年:カブス

        

7  61本塁打:R・マリス     1961年:ヤンキース

        

8  60本塁打:B・ルース     1927年:ヤンキース

        

⇒     ☆60本塁打:V・バレンティン* 2013年:東京ヤクルト・スワローズ

        

9  59本塁打:B・ルース     1921年:ヤンキース

        

10  58本塁打:R・ハワード* 2006年:フィリーズ

        

・・・

        

14   57本塁打:A・ロドリゲス* 2002年:レンジャース

         

元々、野球がどこまでフェアーなスポーツか、というと、疑問が残る。神宮球場と福岡ドーム、札幌ドームの大きさは明らかに違うし、韓国もそうだが、地方主催試合でもあれば、また大きさは異なる。

        

メジャーでも、ヤンキースタジアムはライトスタンドが近く、レッドソックスのフェンウェイパークはレフト側にグリーンモンスターと呼ばれる大きな壁があり、打率を稼ぐにはもってこいだが、右打者の本塁打は減る傾向にある。

        

デイゲームと、ナイトゲームでも、選手によって、得意、不得意があるし、一般的にはデイゲームはボールが見やすく、打者有利と言われている。

       

但し、レッドソックスがスタジアムを平均化するか、といえば、しないだろう。ユニークな伝統をチームやファンは大事にしているし、例えばシカゴのリグレーフィールドの芝やツタなどは、芸術的な景観をもたらせている。

       

神宮が狭いというなら、ヤクルトに移籍志願すればよいだろうが、一方では、巨人の強力投手陣と闘うことになったり、必ずしもよいことばかりではない。

       

統一球の影響があったことは課題だが、王さんの時代のボールの反発数も不明なだけに、ここはバレンティンの残した結果は称えたいものであるし、彼は14試合欠場しているので、130試合で記録を達成したことになる。

       

メジャーではポストシーズンまっ只中だが、日本の阪神で38本塁打と活躍したセシル・フィルダーは、日本で長嶋監督らとも親交があった名将スパーキー・アンダーソンが、先に元巨人のガリクソン投手も獲得していたが、日本での活躍を元にデトロイト・タイガースに彼を呼びよせ、その後、51本塁打した。ヤンキース移籍後には世界一にもなり、”日本育ち”の息子のプリンス・フィルダーは青木のいるミルウォーキー・ブリュワーズで50本塁打後、父のいたデトロイトに移籍し、現在、アスレティックスと闘っている。

       

その事例にならえば、バレンティンも、メジャー復帰すれば、50本を打つ可能性があるともいえるだろうし、王さんらの残した日本での偉大な記録にも価値を見出せるだろう。

       

それにしても4年前、オランダ代表がキューバを破ってWBCで4位に入ると誰が想像したことだろうか?

       

キュラソーを日本の誰が知っていたか?少数の野球関係者とファンだけだったかも知れない。

       

バレンティンの同僚、LAドジャースの抑えのエース、ジェンセンは160キロ近い速球を投げて76回 2/3を投げて111奪三振、28セーブ、防御率1,88、と大活躍だが、故障で、WBCに出場できなかった。彼がオランダ代表にいれば、投手陣はもっと安定していたことだろう。

       

東北楽天を9年目で初優勝に導いたアンドリュー・ジョーンズをはじめ、オランダが活躍することは将来のヨーロッパでの野球人口の増加のためにも重要だ。

       

五輪の競技候補で最後にレスリングに敗れた形になったが、東京開催で野球がないのは、ヨーロッパ開催でサッカーがないのに近いし、ジャイアンツは観客動員300万人、一試合平均41,781人、セ・リーグ全体でも1,200万人を記録しており、野球はやはり、人気スポーツだ。

       

サッカー、ゴルフなどの人気スポーツは五輪競技に入るが、まだ時間もあるのだからできれば追加召集戴きたいものだ。また、東京五輪を機会に野球の国際的な人気に拍車がかかる可能性もあるし、北中米カリブ、東アジアでの現在の人気を考慮すれば、残るは欧州、アフリカそして南米であるが、ブラジルも元メジャーMVP、ラーキン監督のスピード野球で日本を脅かせたほど力をつけているし、ヤクルトのココの同僚であるユウイチは規定打数未満なものの.309と活躍している。

       

野球とソフトボールだけでなく、女子の野球もプロが関東に出来てテレビ中継されるなど、ようやく全国の注目を集める土壌はできつつあり、IOCがどうしてもNGというなら、数試合、エキシビションでもいいから、東京五輪の際にはファンを盛り上げるよう、試合開催する英断を願う。

       

オランダのココ、バレンティンが4番で、ブラジルのユウイチが5番なら、3番を打つ川端選手の妹は、日本代表で女子プロ野球の首位打者と、宮本選手が引退したものの五輪の”東京音頭”を応援歌に持つヤクルトでは、実に野球界の7年後の発展に関連するキーマンたちが主軸を打っている。

2013.10.08 引退の宮本選手を両チームで胴上げ (右)

ジャイアンツvs東京ヤクルト最終戦@東京ドーム

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日本代表では、侍ジャパンの監督はどうやら、小久保裕紀氏に決まったようだが、ダイエー、ソフトバンクでの日本一、巨人でもクリーンアップを打つなど、活躍をして、王、根本、秋山監督、原、堀内監督の下で活躍し、バルセロナ五輪でも、伊藤智投手らと銅メダルを獲得した。

       

しかし、彼のリーダーシップは、その前の青山学院大、河原井 正雄監督の下で形成されていったといっても過言ではない。河原井監督は、東都の首位打者を獲得し、社会人ホンダから、青学大コーチを経て、監督になり、小久保氏と初の大学野球日本一に輝き、井口(ダイエー、ロッテら)、奈良原(日ハム、西武)、坪井(阪神、日ハム、オリックス)、澤崎(広島)、清水将(ロッテ、中日)、高須(楽天ら)、木村龍(巨人)、石川雅(ヤクルト)らを育て、東都リーグ優勝12回、大学日本一4度を記録しているアマの名監督だ。

       

小久保氏は王理恵さんや桑田弟(泉さん)らを先輩に持ちつつ、清原の弟らとクリーンアップを打っていた。今では何と、"東京"ヤクルトとジャイアンツの2チームのOB、長嶋一茂氏の双子の子供、そう、長嶋茂雄氏の御孫も在籍し、同大は野球コネクションを強めている。

       

プロ、アマを通じて実績のあるチームでばかりで活躍した訳ではなく、弱小チームから頂点にまで登り詰め、歴史を拓いた、実業界でいえば、ベンチャー企業での成功の経験もあるのが小久保氏の強みだ。

       

2015年に「プレミア12」という世界の強豪12チームを招く新大会も日本で初開催されるが、小久保氏がどこまで日本の野球を世界的に普及させ、這い上がらせることに貢献できるか、また、野球の未開の地にも花を咲かせる開拓者としても、一役買ってほしいものである。いささか相性の悪かった野球界とIOCの協調も7年間の大きな課題だ。

    

そういえば、”二刀流”で年初は流行語大賞筆頭だった、大谷君の一年目は3勝0敗、防御率4.28、.238、3本、20打点で終わった。彼の高校時代の通算本塁打も”56”だった・・・。

       

最後に五輪の演出であるが、東京出身の下町文化を代表する北野武さん等には何らかの形で関わって欲しいが、他に宮崎駿氏や、坂本龍一氏、村上隆氏、蜷川幸雄氏、秋元康氏、宮藤官九郎氏、小澤征爾氏らの名前があがっている。

       

何れにしても、伝統と先進性とを融合した日本の文化を象徴するイベントにしてもらいたい。

           

LA五輪でのサプライズな空飛ぶ人間や、ギリシャの聖火を灯す矢の演出など、秀逸な演出は今でも記憶に残っている。

       

秘策として実現してほしいのは、パラリンピアン佐藤さんが、iPS細胞の実用化によって、義足でなく、両足で聖火をもって登場すること、7年後では難しいかも知れないが、そんな将来の科学の発展も期待しつつ、現実的には日本古来の流鏑馬で聖火を灯す、歌舞伎役者が空を飛ぶ、などでもよいので、感動を与える演出にしてほしい。

   

これから7年あるのでアイディアは尽きないだろうが、五輪関係者、芸術監督候補は上記を削除すべきであれば教えてほしいし、それを上回る感動の演出をしてくれるのであれば、もちろん、大歓迎だ!

   

   



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・第32回東京オリンピック、パラリンピック招致プラン


・佐藤真海さんスピーチ全文


・夏の五輪、東京で開催決定!


・”Coco" Balentien 60!


・Giants V2:"Special Art"




本件に関するお問い合わせは、インターアーツ mail@interarts.info まで