Dream Japan

Vol.23:


"Group C"

"グループC”: サムライ・ブルーの挑戦! -W杯抽選会

"Group C": "Challenge of Samurai Blue! -World Cup Final Draw

(2013/12/15)


世界最大の”フッチボウ”(サッカー)のコンペティションであるワールドカップ、ブラジル大会の抽選が行わ、日本は、コロンビア、ギリシャ、コートジボワールと同じC組に入った!

 

楽な組という報道もあるが、日本よりFIFAランクは全て上位であり、ワールドクラスのタレントがひしめく実力の拮抗した組み合わせと言えるだろう。

 

確かにW杯優勝経験国はいないが、南米予選2位のコロンビア、厳しい欧州予選をスペインに次ぐ欧州2位の失点率で勝ち抜いたギリシャ、フィジカルに優れワールドクラスのタレントの宝庫、コートジボワールと日本より何れも個の力でに優れたチームである感もある。

 

4年前の南アW杯と状況が似ているといえば、似ている。

 

前回大会では、カメルーン、オランダ、デンマークとの対戦だったが、

  ・コートジボワール ⇒ カメルーン : コートジボワールの方が上だが、エトーもいた

  ・ギリシャ     ⇒ デンマーク : 堅守の欧州国として

  ・コロンビア    ⇒ オランダ  : スタイルは違うが、”格”的に

 

とまさに仮想シミュレーションは前回大会で出来ているといっても過言ではない。

 

本田が台頭した前回大会だったが、香川はサポートメンバーとして帯同したが出場は出来ず、悔しい思いをしていた筈だ。

 

日本は大会直前にバランスを崩し、ボランチの阿部、GK川島らもレギュラーを奪取したが、今回は底が早い段階で来ており、フレンドリー・マッチのオランダ、ベルギー戦では、善戦するなど、調子は上向きだ。

 

いずれも、ファンペルシー不在、ベルギーもDFコンパニ不在、主力のアザールとフェライニはハーフのみの出場など、本気度は半ばだったことは忘れてはならないが、自信には繋がったであろうし、山口という新たなボランチのオプションを見出せたことは守備のバランスを考える上で重要であるし、大迫も攻撃のオプションに加わった。

 

その他各グループリーグの組み分けは下記のようになった。

 

グループA

 

ブラジル・クロアチア・メキシコ・カメルーン

 

グループB

 

スペイン・オランダ・チリ・オーストラリア

 

グループC

 

コロンビア・ギリシャ・コートジボワール・日本

 

グループD

 

ウルグアイ・コスタリカ・イングランド・イタリア

 

グループE

 

スイス・エクアドル・フランス・ホンジュラス

 

グループF

 

アルゼンチン・ボスニア・ヘルツェゴビナ・イラン・ナイジェリア

 

グループG

 

ドイツ・ポルトガル・ガーナ・アメリカ

 

グループH

 

ベルギー・アルジェリア・ロシア・韓国

 

◆現在の一般評価から有力なトーナメント表

 

ベスト16

ブラジル(A組1位)VSオランダ(B組2位) 

 

コロンビア(C組1位)VSイタリア(D組2位) 

 

スイス(E組1位)VSボスニア・ヘルツェゴビナ(F組2位) 

 

ドイツ(G組1位)VSロシア(H組2位) 

 

スペイン(B組1位)VSクロアチア(A組2位) 

 

ウルグアイ(D組1位)VS日本(C組2位) 

 

アルゼンチン(F組1位)VSフランス(E組2位) 

 

ベルギー(H組1位)VSポルトガル(G組2位)

 

上記の通りに100%いくことはまずないだろうし、日本の箇所も海外では、コートジボワールらの名前が多く挙がっているだけに、日本はサプライズを起こせるか。

 

◆"State-of-the-Art Point":

Group C Analytics: グループC 分析

  

W杯まであと6ヶ月。それぞれのグループを詳細に分析していくことにするが、第一回は、やはりグループCから始めよう。

 

◆第一戦:6月15日(日)日本時間午前10時 vsコートジボワール戦  @レシフェ(ヘシッフェ)

 

FWには、デディエ・ドログバがいる。世界最高のFWとしてフランスのマルセイユでUEFAカップ準優勝で注目を集め、引き抜かれたモウリーニョの第一次チェルシー政権では、エースとして活躍し、プレミアリーグを制覇し、その後もバイエルンとの決勝でのPK戦に勝利し、チャンピオンズ・リーグを制覇した。現在はトルコのフェネルバフチェに所属し、ピークは過ぎたが、まだ危険なFWだ。

 

さらにジェルビーニョは、フランスのル・マンで松井大輔らと共に活躍し、リールでアザールらと大ブレーク、アーセナルに引き抜かれ、ベンゲルの下で戦術を学び、今季からリールを率いていたルディ・ガルシア監督に呼ばれてイタリアのローマで首位を争う活躍の立役者で俊敏で得点力もあるウィンガーだ。

 

カルーもリールで活躍中だが、ドログバと以前にチェルシーでチャンピオンズ・リーグを制覇した際の主力でもあった。

 

以上、フランスで育ち、活躍した選手が多いが、今のフランス代表よりも、攻撃のタレント力では上回っているとも言えるし、上記の三人は速く上手いのが特徴で、非常に厄介だ。

 

さらに2012-13シーズンのオランダリーグ得点王、ウィルフリード・ボニー(現スウォンジー)も控えだし、2mを超える長身のトラオレもいるし、ドゥンビアもいる。

 

MFでも、トゥーレ兄弟の弟、マンチェスターシティのヤヤ・トゥーレは世界最高のMFの一人といっても過言ではない。バルセロナで守備的MFとして優勝に貢献し、プレミアリーグでもマンチェスターシティの初優勝に貢献した、守ってよし、攻めてよしで、フィジカルも強く、フリーキックも一級品のスペシャルな選手だ。今一番、キャリアのピークにある選手で、世界最高峰の一人だが、アーセナルの練習生だったこともあり、新進気鋭のユベントスの20歳、フランス代表MFボクバが目標にする程、油の乗り切った選手で、日本にとっても最も危険な選手だろう。彼をどう止めるか、は最重要課題だ。

 

他にもセビージャ等で活躍した現バスティアの巨漢レフティー、ロマリク、ボランチにはおそらくシェイク・ティオテ(ニューカッスル)が入るだろうが、この二人は弾丸ミドルがあり、要注意だ。

 

ASモナコやトルコリーグで活躍のユーティリティー、ジャン・ジャック・ゴッソも守備のスペシャリティーだ。

 

最近、サンテティエンヌでボランチとして存在感を増しているイスマエル・ディオマンデも今年に入って初召集されるなど若手も台頭してきている。

 

DFには、トゥーレ兄、アーセナル、シティ、リバプールなどで活躍のベテラン、コロ・トゥーレがおり、相棒にはボランチからコンバートされたゾコラがいるし、トルコのトラブゾンスポルでコンビを組んでいるバンバも190センチの長身だ。

 

左サイドはおそらくシュツットガルトの俊英、ボカ、右は攻撃力ではフランスリーグ随一でアーセナルのベンゲル監督も注目しているトゥルーズのオーリエ、GKはベルギーのロケレン所属のバリーが有力だ。

 

監督はフランスのサブリ・ラムーシで、インテルでザッケローニに指導を受け、パルマでは中田の同僚としてボランチとして活躍した元フランス代表選手として知っているファンもいるだろう。

 

とにかくフィジカルの強さは一級品だが、ドログバを骨折に追いやったトゥーリオのような存在が日本にいるか、彼のネームバリューに負けずに対等に渡りあうファイティングスピリットが必要だ。

 

ジェルビーニョやカルーはスピードがあり、カウンターが大得意であり、ボール回しをする日本代表にとって、カウンターの守備、今、大の苦手であるカウンター対策も必要だ。主力のマークで疲弊した後半にもスピードとクオリティを落とさないスーパーサブがいる。ヤ・コナンは控えだが、危険なサイドアタッカーだし、日本の柏らにもいたドゥンビアはトップもできる得点力の高い攻撃的な選手だ。

 

さらにミッドフィールドには、ミドルシュートの得意なトゥーレヤヤやティオテ、ロマリクらもいるので、そこもケアしなくてはならない。

 

アフリカ予選No.1の平均得点2.37で首位通過した攻撃力は伊達ではない。

 

しかし、欠点は、サイドバックもかなり攻め上がるが、そこは守備はさほど強くなく、日本はサイドからの攻撃が狙える。中央は日本と対等並みのセンターバック陣でもあり、経験は豊富だが世界トップクラスではないため、攻撃のチャンスはいくつかはあるだろう。

 

今の日本の守備では、打ち合いになる可能性もあるが、がっちり守れれば、勝機はある。

 

エブエやコネといった実力者らも招集されないほど、攻撃力があり、選手層もあるだけに、ワールドクラスのタレントを相手にどう守るかと、確かな攻撃の狙いを「エレファンツ」(コートジボワールの愛称)との対戦では、明確にする準備が必要だろう!

 

FW ドログバ (ボニー、トラオレ他)

 

カルー   ジェルビーニョ (シオ、グラデル、ヤ・コナン)

 

MF トゥーレヤヤ (ドゥンビア、ヤ・コナン、ボニー)

 

DMF ロマリク  ティオテ (ゴッソ、ディエ、ラザク、ゾコラ)

 

CB  ゾコラ、バンバ (コロ・トゥーレ、アングア、ヴィエラ)

 

SB  ボカ、オーリエ (ティエネ、ゴッソ、アングア、エブエ、ジャジェジェ) 

 

GK  バリ (グボウオ、シセ)

 

監督 サブリ・ラムシ

 

◆第ニ戦:6月20日(金)日本時間午前7時 vsギリシャ戦  @ナタール(ナタウ)

 

2004年の欧州選手権優勝、オリンピック発祥の地のメンタリティは”戦闘”だ。

 

予選の平均失点は0.5でスペインに次ぎ欧州No.2、ルーマニアとのプレーオフでも粘り強さをみせている。ユーロを制したレーハーゲル監督時代の堅守速攻と基本戦術は似ているが、そこにポルトガル人のフェルナンド・サントス監督はサイドからクロスでセンターに流すといういわゆる古い言葉でいうセンタリングサッカー(今でいうクロスボール)を基本戦術とする。カウンターとセンタリング、このパターンにインテルらでも活躍したカラグーニスらが変化をつけようとするが、チーム全体のテクニックでは、日本の方が上だといっても、過言ではない。

 

オリンピアコスのミトログルは成長著しいストライカーで、プレーオフの2試合で3得点を記録した勝負強さも持ちあわせる。左に長身のサマラス、右にスピードスターのサルピンギディスのトライアングルで攻撃を形成するが、ボールを奪ったら、長身のサマラスにあわせ、サイドからミトログルやサルピンギディスにあわせるという攻撃パターンは必ず1試合の中である。

 

つまり右の内田(酒井宏)側のサイドに一旦、流れるが、注意すべきは、逆の左の長友のサイドと、中央のDFだ。長友がオーバーラップしていたら、その左に空いた穴を長谷部や山口、今野らが流れてケアすることを想定しておかねばならないだろう。

 

右サイドバックのトロシディスもローマに所属しており、危険なドリブラーだ。

 

元ドイツブンデスリーガの得点王、34歳ゲカスはキャリアのピークは過ぎたが、後半に投入されることもあり、嗅覚は衰えていないだけに、後半にはケアが必要だ。また、PAOK所属のニニスはオリンピアコスで元フランス代表のジブリル・シセと組んで彼の得点量産に貢献していたクロスボールをあげるサイドアタッカーで、彼も危険だ。

 

かつてキング・カズのいたジェノア所属のフェトファツィディスは高速ドリブラーであり、攻撃のオプションでもある。

 

守備陣は欧州でも屈指だ。ツィオリス、マニアティスは中盤の守備に優れ、サイドのトロシディス、ホセ・ホレバスも国際経験が豊富だ。GKのカルネジスも安定感があり、ディフェンスラインが引いて守ったとき、なかなか守備ブロックを崩すのは難しい。

 

ジーコジャパンのときにクロアチアに0-0で終わってしまったが、前回南アでは欧州でも安定感のあったデンマーク相手に3-1で勝利できた。本田、遠藤のFKから止まったボールで2点を得たが、壁の作り方、コース、共に明らかに日本のFKの名手の特徴を理解していなかった。デンマークが研究不足だった感もあるが、なめてかかってきたら、日本もゴールチャンスがあるだろう。

逆に10月のセルビア戦とベラルーシ戦を見る限り、ボールを保持しないチームに悪い結果が続いただけに、ギリシャ戦で勝ち点3を得られるか、が、決勝トーナメント進出には重要だ。

 

FW ミトログル (ゲカス、アタナシタディス、パパドプーロス他)

 

サマラス、サルピンギディス (フルストドゥプーロス、ニニス、フェトファツィディス、フォルトゥニス、コネ)

 

MF  カラグーニス、マニアティス (サマリス、カツラニス、マブリアス、コネ)

 

DMF ツィオリス (カツラニス、タクシディス)

 

CB  シオバス、パパスタソプーロス (パパドプーロス、マノラス)

 

SB  ホレバス、トロシテディス (ツァベラス、スピロプーロス、ヴィントラ) 

 

GK  カルネジス (シファキス、カピーノ)

 

監督 フェルナンド・サントス

 

◆第三戦:6月25日(水)日本時間午前5時 vsコロンビア戦 @クイアバ

 

南米予選最小失点を誇るソリッドな守備と、ワールドクラスのアタッカーを抱え、優勝候補のダークホースに挙げられる強豪国だ。94年の米ワールドカップでは、バルデラマ、リンコン、アスプリージャ、フィールドプレーヤー並の足技を持つGKイギータら、派手でスーパーなタレントを多くを抱え、予選でアルゼンチンやブラジルに圧勝し、”史上最強”として優勝候補にあげられながら、初戦につまずくと波に乗れず、チームが乱れ、1勝も出来なかった。

 

今回もアルバレス監督が予選で苦戦すると早々見切りをつけ、アルゼンチンの名将、ペケルマンを招いた。

 

彼が就任してから、首位アルゼンチンに次ぐ2位通過で南米予選を切り抜けた。

 

若手とベテランの融合を果たし、南米王者ウルグアイも撃破した。

 

FWは、ワールドクラスのタレント、ASモナコで活躍するファルカオ、リバープレートのエースFWグティエレスがコンビを組む。何でもできるファルカオに、アルゼンチンで上昇気流にあるグティエレスのコンビは日本より圧倒的に優れている。

 

さらに誰もが憧れたであろうバルデラマの後継者、司令塔には、ASモナコの天才レフティ、ハメス・ロドリゲスが君臨する。香川の俊敏性と、本田のミドルを兼ね備えたような選手で、速くてうまいのが特徴で、数年後には大化けしている可能性があるが、彼を乗せてしまうと、逆にコロンビアは決勝ラウンドで上位に食い込むチャンスも出てくるだけに、マークすることになる長谷部、内田あたりは要注意だろう。ただし、ネイマールとも対峙した経験を持つだけに、仮想ロドリゲスの対策はイメージができるだろう。敵ながら、このモナコのイケメンレフティーはブレイクすれば、ワールドクラスの人気が出る可能性がある。

 

バッカもセビージャで、フランス代表候補のガメイロを押しのけてエースFWとして得点をあげており、要注意だ。彼らはいずれもひとりで局面を打開できる選手たちであるだけに、日本にも脅威だろう。 クアドラードはフィオレンティーナ、グアリンはインテルでカルチョの戦術を学んでいて得点感覚も有しているだけに、一定の能力値あるMFだ。

 

唯一の幸運は、最終戦で日本が当たることだが、それもコロンビアが2戦目のコートジボワール戦でつまずくようなことがあると、必死で戦いを挑んでくるだけに難しい試合になる。

 

コンフェデでもメキシコ代表FWのエルナンデスに2得点されていたが、ファルカオらは彼に匹敵する得点力と技術を有している。

 

DFでは、カルロス・サンチェス、アギラールという強固なダブル・ボランチがおり、センターバックはACミランやPSGなどでも活躍したベテランで得点力もあるジェペス、スペインで活躍し、以前はサイドバックとしてスピードも兼備したペレアの両ベテランが経験豊富だ。ACミランでメクセスとコンビを組むサパタも本来はエースCBとして期待されていただけに、調子を上げると厄介になるだろう。

 

サイドは、スニガ、アルメロのナポリコンビで、攻撃力を有する。正GKオスピナにせよ、ベテランのモンドラゴンにせよ、安定感があるキーパーとして評価も高い。

 

非常にバランスがよく、大きな穴もなく、かつ、決定力がある、これがコロンビアの印象だ。

 

選手の年齢的にも油がのっているし、監督も優秀だ。しかし、敢えて欠点を探せば、ジェペスが38歳になるということでスピードが衰えていることだろう。全盛期は過ぎており、左サイドバックのアルメロは俊敏だが、守備はさほどではない。つまり日本の右サイドから、岡崎、清武らが効果的なアタッキングが出来れば、チャンスは見出せるかも知れない。

 

宮市はこのままでは最終候補にならないかも知れないし乾も召集されるか不明だが、右サイドのできるドリブラーがいると、左の香川と左右で攻撃を仕掛けられるため、後半劣勢なら、そういったオプションもありだろうし、代表レギュラー陣の岡崎、清武、内田、酒井宏あたりからの攻撃の形も効果があるであろう。

 

オーソドックスに本田や香川らが起点となることもあろうが、バリエーションある攻撃が残された時間で確立するかは、鍵となろう。

 

守備面では、ファルカオは1点は取ることを覚悟しておかねばならない。かつてバティストゥータにフランス大会で得点をとられたが、全盛期のストライカーを無失点に抑えるのは容易ではない。得点をとらせないために2人で囲むことも重要だが、ハメス・ロドリゲスらが危険なエリアに侵入してくるチャンスを与えることにもなるだけに、ファルカオからの1点は覚悟しつつ、彼だけを意識せず、最小失点、できれば当然、無失点に抑えるメンタリティがあれば、動揺もしないだろう。

よっぽどのアクシデントがない限り、コロンビアから日本が3点以上取ることはまず、イメージできないだけに、勝ち点1以上をとるには、1-1、2-2、0-0等で引き分けるか、2点以下、無失点を目指した守備のオプションで厘差で勝つことも考慮しておくべきであろう。それが山口、細貝らなのか、あるいは、トゥーリオ、中澤らのようなベテランの招集なのか、守備を強化する時間帯でのオプションを形成する必要がある。3人の交替枠を有効に使う術が、今のザックジャパンにはあまりなかっただけに、11+3で勝ち点を得る戦術の考慮が必要だろう。

 

マークすべきは、ファルカオらFW陣と、ハメス・ロドリゲス、右サイドから上がってくるスニガらであり、彼らから攻撃が展開されることが多いが、南米のチームはいずれも足元の技術が高いだけに、相手にボールを持たせず、チャンスの芽は早めに切ってしまうような形で、極力、1対1の対峙をさけ、全体で守る意識が必要だろう。

 

FW ファルカオ グティエレス (バッカ、J・マルティネス、パホン他)

 

MF ハメス・ロドリゲス、クアドラード (グアリン、M・トーレス、アルメロ、スニガ、メヒア)

 

DMF カルロス・サンチェス、アギラール (エドウィン・バレンシア、ラミレス)

 

CB  ペレア、ジェペス (クリスティアン・サパタ、モスケラ、バルデス)

 

SB  アルメロ、スニガ (S・アリアス、ペレア) 

 

GK  オスピナ (モンドラゴン、C・バルガス)

 

監督 ホセ・ペケルマン

 

以上、各チームの分析だが、最後に日本代表にも触れておこう。

◆日本代表

 

柿谷がワントップに入ることで、ゼロトップに近いというか、本田、香川、岡崎らとポジションチェンジを繰り返し、チャンスメークとシュートをそれぞれができるようなチームが作れるかも知れない期待もある。

 

典型的な屈強なFWというのは日本の現在の選手ではフィテッセの躍進を支えるハーフナーが第一候補になるだろうが、柿谷、大迫、前田らであれば、技巧派タイプであるので、その方が今のメンバーで戦う上ではあっているかも知れない。

 

広島が2連覇していても、世代や戦術面からか、佐藤は選ばれていないが、佐藤、斉藤、宮市らから最後のピースに加わる可能性もある。

 

また大きな課題を見せている守備では、遠藤の代わりに山口を先発で数試合試したことで、山口、細貝らと競わせる状態になり、遠藤、長谷部にも緊張感が出た。

 

センターバックも森重、栗原らを試すのもよいが、南アフリカで実績を残したトゥーリオ、中澤、阿部らからひとりでも最後に連れて行くことで、若手DF陣も安心するかも知れない。

 

GKも川島と西川は差があまりないだけに、広島連覇の立役者、西川を試すのも大会前の重要な選択肢だろう。

 

前回大会も、日韓大会も守備の安定がベスト16に日本を導いた。守備の安定なくして、日本の躍進はない。最適な形を残りの時間で見つけたいところだ。

 

FW 柿谷 (大迫、ハーフナー、前田他)

 

MF 本田、香川 岡崎(清武、乾、工藤、佐藤、斉藤、宮市)

 

DMF 長谷部、遠藤 (山口、細貝、高橋秀、中村憲、阿部、青山)

 

CB  吉田、今野 (森重、栗原、伊野波、トゥーリオ、中澤)

 

SB  長友、内田 (酒井高、酒井宏、駒野、槙野)

 

GK  川島 (西川、権田)

監督 アルベルト・ザッケローニ

日本が決勝トーナメントへ進むと、対戦相手はグループDのチームであるが、ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリアの組だ。イタリアとはコンフェデでいい勝負を繰り広げたし、イングランドが出てきたとしても、初のジャイアント・キリングのチャンスもある。FW陣はスピードに優れたウォルコット、スターリッジ、ウェルベック、ルーニーらであるが、ディフェンスは以前より強固ではない。テクニシャンでありボールの供給源のルーニーを抑えられれば、そこまで怖さはなく、初のベスト8も見えてくるだろう。コスタリカはベスト16突破経験はないが、アーセナル保有のシュート、パスセンスあるキャンベルが中核で、強いチームワークでのぞんでくるだろう。最も日本にとって厄介なのは守備も固く、技術もある南米ウルグアイだが、ウルグアイ1位通過、日本2位通過だとしても、1位通過が有力なブラジル、ドイツのいない組になる可能性がある。ブラジル側よりましで、ベスト4になる期待もあり得るだけに、それらの先に待ち構える強豪チームの研究含め、まずはグループC突破から始めようではないか。

   



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