Dream Japan



"Destiny Draft 2014"

運命のドラフト2014-Destiny Draft 2014


(2014/11/02)

2014年ドラフトは、重複指名の有原を日ハム、安楽を東北楽天が獲得。超高校級スラッガーの岡本は単独指名でジャイアンツ、甲子園優勝投手、高橋 光成は西武が獲得した。


◆"Draft 2014":

それでは、各チームのドラフト指名選手をみていくことにしよう。

◆2014 ドラフト会議順位

◎は抽選により交渉権獲得

セントラル・リーグ

巨人
1位岡本 和真(智弁学園、内野手、右右)
2位戸根 千明(日大、投手、右右)
3位高木 勇人 (三菱重工名古屋、投手、右右)
4位田中 大輝 (国学院大、投手、左左)
育成1位篠原 慎平 (四国IL香川、投手、右左)
育成2位川相 拓也 (桜美林大卒、内野手、右右)
育成3位田中 貴也 (山梨学院大、捕手、右左)
育成4位高橋 慎之介 (木更津総合高卒、投手、右左)

菅野、小林と将来の巨人を担うバッテリーを獲得してきた巨人は、将来の4番候補、岡本和真を獲得。日大の戸根は重量級の中継ぎで鉄腕、山口の負担を軽減できるか。3位高木も曲がりの大きいカットボールが特徴の即戦力だ。

育成1位のアイランドリーグ篠原のストレートの角度は面白く、2位川相はショートの名手川相の息子で、トライアウトからの獲得だ。

阪神
1位1回目有原 航平 (早大、投手、右右)
1位2回目山崎 康晃 (亜大、投手、右右)
1位横山 雄哉 (新日鉄住金鹿島、投手、左左)
2位石崎  剛 (新日鉄住金鹿島、投手、右右)
3位江越 大賀 (駒大、外野手、右右)
4位守屋 功輝 (Honda鈴鹿、投手、右右)
5位植田  海 (近江、内野手、右右)

2年連続で2度のドラフト1位を外した。4人の選手が縁がなかったことになる。有原、山崎と外したが、横山、石崎という即戦力投手が戦力になれば、ドラフト戦略も報われる。

面白いのは江越だろう。強肩で俊足。巨人の長野にも例えられ、打撃が成長すれば、外野のレギュラーになり、ゴールデングラブを獲得するベースがある。

広島
1位1回目有原 航平 (早大、投手、右右)X
1位野間 峻祥 (中部学院大、外野手、右左)
2位藪田 和樹 (亜大、投手、右右)
3位塹江 敦哉 (高松北、投手、左左)
4位藤井 皓哉 (おかやま山陽、投手、右左)
5位桑原  樹 (常葉菊川、内野手、右左)
6位飯田 哲矢 (JR東日本、投手、左左)
7位多田 大輔 (鳴門渦潮、捕手、右右)
育成1位松浦 耕大 (MSH医療専門学校、捕手、右右)
育成2位木村 聡司 (常葉橘、投手、右右)

前健、野村、大瀬良、それに有原にメジャー黒田と柱が揃えば12球団最強の投手陣となるところだったが、それでも野間は俊足で、強肩、強打の緒方監督や前田のような存在になることが期待される大器だ。

中日
1位野村 亮介 (三菱日立パワーシステムズ横浜、投手、右右)
2位浜田 智博 (九産大、投手、左左)
3位友永 翔太 (日本通運、外野手、右左)
4位石川  駿 (JX-ENEOS、内野手、右右)
5位加藤 匠馬 (青学大、捕手、右右)
6位井領 雅貴 (JX-ENEOS、外野手、右左)
7位遠藤 一星 (東京ガス、内野手、右左)
8位山本 雅士 (四国IL徳島、投手、右左)
9位金子  丈 (大商大、投手、右右)
育成1位佐藤雄偉知 (東海大相模、投手、右右)
育成2位石垣 幸大 (いなべ総合、投手、右右)
育成3位藤吉  優 (秀岳館、捕手、右左)
育成4位近藤 弘基 (名城大、外野手、右右)

落合ドラフトになって今年も昨年同様、9人+4人と大量に獲得した!1位野村はフォークが武器の本格派で、エース格に育てたいところだろう。都市対抗2連覇のENEOSから石川、井領を獲得し、強肩加藤も獲得するなど、9+4の切磋琢磨がおもしろい。

横浜DeNA
1位1回目有原 航平 (早大、投手、右右)X
1位2回目山崎 康晃 (亜大、投手、右右)◎
2位石田 健大 (法大、投手、左左)
3位倉本 寿彦 (日本新薬、内野手、右左)
4位福地 元春 (三菱日立パワーシステムズ横浜、投手、左左)
5位山下 幸輝 (国学院大、内野手、右左)
6位百瀬 大騎 (松本第一、内野手、右左)
7位飯塚 悟史 (日本文理、投手、右左)
育成1位亀井 塔生 (日星、捕手、右右)

DeNAはドラ1のくじ運はあまりないが、昨年の4位三上が抑えのエースに成長し、今年も有原を獲得したかったろうが、山崎もドラフト1位候補にあがっていた東都のエースという逸材だ。組み立てが投手らしく帝京高時代から注目の山崎に対して、2位の左腕石田は威力があるが、山崎と対象的に才能で投げている感があるが、江川の後輩でもあり、中畑清監督も指導に熱が入るであろう。

東京ヤクルト
1位1回目安楽 智大 (済美、投手、右左)X
1位2回目竹下 真吾 (ヤマハ、投手、左左)
2位風張  蓮 (東農大北海道、投手、右右)
3位山川 晃司 (福岡工大城東、捕手、右右)
4位寺田 哲也 (四国IL香川、投手、右右)
5位中元 勇作 (伯和ビクトリーズ、投手、左左)
6位土肥 寛昌 (Honda鈴鹿、投手、右右)
7位原   泉 (第一工大、外野手、右右)
育成1位中島 彰吾 (福岡大、投手、右右)

チーム編成上、投手を大量、6人もとった。竹下はブルペンで中継ぎ、抑え候補にあがっている。野手は昨年ブレイクの山田、川端、2013年ドラフトで法政の2冠王、西浦らがおり、重要課題とはしていないようだが、課題の選手層の薄さを選手の成長によって埋められるか。


パシフィック・リーグ

ソフトバンク
1位松本 裕樹 (盛岡大付、投手、右左)
2位栗原 陵矢 (春江工、捕手、右左)
3位古沢 勝吾 (九州国際大付、内野手、右右)
4位笠谷 俊介 (大分商、投手、左左)
5位島袋 洋奨 (中大、投手、左左)
育成1位幸山 一大 (富山第一、外野手、右右)
育成2位斎藤 誠哉 (磐田東、投手、左左)
育成3位山下 亜文 (小松大谷、投手、左左)
育成4位堀内 汰門 (山村国際、捕手、右右)
育成5位柿木 映二 (柳川、投手、右左)
育成6位金子 将太 (大間々、外野手、左左)
育成7位河野 大樹 (NOMOベースボールクラブ、内野手、右両)
育成8位中村 恵吾 (富山サンダーバーズ、投手、右右)

高校の投手でトップランクの評価だった松本を一本釣りしたが高校通算54本塁打の打撃も魅力だ。かつての甲子園優勝投手、島袋も獲得。工藤監督の初仕事は投手の育成だ。

オリックス
1位山崎 福也 (明大、投手、左左)
2位宗  佑磨 (横浜隼人、内野手、右左)
3位佐野 皓大 (大分、投手、右右)
4位高木  伴 (NTT東日本、投手、右右)
5位斎藤 綱記 (北照、投手、左左)
6位坂寄 晴一 (JR東日本、投手、左左)
7位西野 真弘 (JR東日本、内野手、右左)
8位小田 裕也 (日本生命、外野手、右左)
9位鈴木  優 (雪谷、投手、右右)

明大山崎は学生No.1左腕ともいわれている逸材で父が巨人・日ハム捕手の親子鷹で、日大三高時代にセンバツ準V、幼少期の病を克服と経験豊富だ。広島大瀬良のように一年目からローテに入れれば、オリックスのAクラスの足固め、さらにうまくいけば優勝もみえてくる。

日本ハム
1位1回目有原 航平 (早大、投手、右右)◎
2位清水 優心 (九州国際大付、捕手、右右)
3位浅間 大基 (横浜、外野手、右左)
4位石川 直也 (山形中央、投手、右右)
5位瀬川 隼郎 (室蘭シャークス、投手、左左)
6位立田 将太 (大和広陵、投手、右右)
7位高浜 祐仁 (横浜、内野手、右右)
8位太田 賢吾 (川越工、内野手、右右)
9位佐藤 正尭 (愛知啓成、内野手、右右)

有原を獲得し、大谷とともに投手の軸にしたいところだが、斉藤祐の後輩でもあり、斉藤をかつての荒木のように中継ぎに回すプランもあるようだ。浜高の浅間も注目されていた巧打の外野手で、石川は191cmの長身からの150キロの直球に加え、投球術が身につけば、ローテーションピッチャーになれるおもしろい素材だ。

千葉ロッテ
1位中村 奨吾 (早大、内野手、右右)
2位田中 英祐 (京大、投手、右右)
3位岩下 大輝 (星稜、投手、右右)
4位寺嶋 寛大 (創価、捕手、右右)
5位香月 一也 (大阪桐蔭、内野手、右左)
6位宮崎 敦次 (広島国際学院大、投手、右左)
7位脇本 直人 (健大高崎、外野手、右左)

中村 奨吾は”井口二世”とも言われる走行守に優れた六大学野球のスター選手だ。京大出身の田中といい、昨年の石川も成長しており、3位以下も話題に抱負で、最後の脇本は健大高崎のスピード野球の象徴で、甲子園6盗塁、57本塁打で西武1位の高橋を県大会で破るなど実績があり、ロッテのドラフト戦略はなかなかおもしろいものだ。

埼玉西武
1位高橋 光成 (前橋育英、投手、右右)
2位佐野 泰雄 (平成国際大、投手、左左)
3位外崎 修汰 (富士大、内野手、右右)
4位玉村 祐典 (敦賀気比卒、投手、右右)
5位山田 遙楓 (佐賀工、内野手、右右)
育成1位戸川 大輔 (北海、外野手、右左)

昨年森を一本釣り出来たことで10年、15年は捕手の上位指名はあっても1位指名はあまり考えないですむだろう。高橋は2年時に甲子園優勝しており、ドラ4の玉村は大学中退し、バイトをしながらプロ野球選手という"夢舞台"にはいった。

東北楽天
1位1回目安楽 智大 (済美、投手、右左)◎
2位小野  郁 (西日本短大付、投手、右右)
3位福田 将儀 (中大、外野手、右右)
4位ルシアノ・フェルナンド (白鴎大、外野手、右右)
5位入野 貴大 (四国IL徳島、投手、右左)
6位加藤 正志 (JR東日本東北、投手、右右)
7位伊東 亮大 (日本製紙石巻、投手、左左)
育成1位八百板 卓丸 (聖光学院、外野手、右左)
育成2位大坂谷 啓生 (青森中央学院大、外野手、右右)

安楽を獲れたことは大きいだろう。田中がメジャーにいった昨年は最下位になったが、嶋の残留でチームはリーダを残したが、下妻ら大型の打てる捕手も大久保監督は試していくであろう。そんな中で、不安のある投手や中大福田、大砲フェルナンドなどの外野手を多く獲り、補強戦略としたようだ。


以上、各チームのドラフト交渉権獲得選手であるが、野村克也元監督、落合、西本、大野豊、イチロー、小笠原ら、も入団当時は有名選手ではなかっただけに、まだまだこれからがチャンスの始まりだ。

横一線、スタート地点に立った選手たちから、次のイチロー、ガッツ、ライアンらが、そして侍ジャパンの中軸が出てくることを期待したい!


・プロ野球ドラフト会議 2013

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・"No Line on the Horizon" / U2



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